ゲームコミュニティのためのDiscourse

Erlend Sogge Heggen
May 25, 2016 • 5 min read

約1週間前、私たちはゲームメーカー向けのお客様を対象に簡単なアンケートを実施しました。Discourseを最大限に活用する方法や、今後追加してほしい機能についての知見を求めるものでした。

ゲーム会社はDiscourseの成功事例の中でも特に大きな存在感を示しています。インターネットが存在する以前から、ゲーマー(私たち自身も含めて)が愛するゲームを中心に情熱的なコミュニティを形成してきたことを考えれば、それも不思議ではありません。

8つのホスト型コミュニティ

7つのセルフホスト型コミュニティ

9つのコミュニティがアンケートに回答してくれました。以下がその内容です。

御社はDiscourseをどのように活用していますか?

私たちのDiscourseフォーラムはコミュニティの中心です。数年間ソーシャルメディア(Facebook、Twitterなど)で活動してきましたが、コミュニティが大きく成長するにつれ、ユーザーとより柔軟に交流できる手段が必要だと気づきました。いくつかの代替手段を試しましたが、非常に熱心で多様なオーディエンスにもかかわらず、健全で建設的な議論を促進するという点でDiscourseに匹敵するものはありませんでした。

— Infinite Flight

フォーラムを持つことで、コミュニティを中心としたさまざまなことができます。コンテストの開催、戦略の議論、ファンアートの促進、バグの報告・解決、プレイヤーのフィードバックや機能提案についての話し合い、アップデートの議論などです。最終的には、フォーラムでの活動を通じて個々のコミュニティメンバーやコミュニティ全体とより強いつながりを育めるため、コミュニティ優先の開発者としてのアイデンティティをより強く構築するのに役立っています。

— Proletariat

Discourseのお気に入りの点を3つ挙げてください。

正直、ほぼすべてです。あまりお役に立てず申し訳ありません!他のフォーラムソフトウェアを「本格的に」使ったのがかなり前のことなので、「おお、これは便利!」という感動は薄れてしまいましたが、使ってきた期間(18ヶ月ほど?)の中でそういった瞬間がかなり多くあったことは覚えています。

— Radiant Worlds

バッジとレベルシステムも非常によくできています。新規ユーザーにDiscourseの機能を紹介し、常連ユーザーには輝かしいバッジと特典で報いてくれます。

— World of Atlas

以下は、挙げられた頻度順にまとめた内容です。

  • トラストレベルとレートリミットによって新規ユーザーのスムーズなオンボーディングが実現できること
  • カスタマイズ可能なバッジシステム
  • 強力かつ使いやすい管理ツール
  • ページのないトピック
  • メッセージへのコンテンツ(GIF、画像、動画、外部リンク)の統合が容易なこと
  • オープンソースで必要に応じて簡単にデプロイできるため、コミュニティニーズに対する安全な投資であること
  • 対応が早いサポートチーム
  • カテゴリの絞り込みフィルター付きでスレッドを一覧表示するデフォルトビュー
  • 他のスレッドへの引用・リンクが綺麗にできること
  • メールおよびすべてのテキストコンテンツのテンプレートを変更できること
  • 先進的な考え方
  • フォーマットにHTMLが使えること
  • メッセージと通知の仕組みが気に入っていること
  • 週次ダイジェスト
  • これまで2度新しいハードウェアに移行しましたが、バックアップと復元機能を使ってフォーラム全体をわずか数クリックで完全に移行できるのは非常に簡単なプロセスです
  • 優れたAPIサポートと、プラグインによる拡張性

Discourseで気に入らない点を3つ挙げてください。

ユーザーからの不満として、フォーラムが「複雑」だというものがあります。多くの人が慣れているものとは少し違うのかもしれませんが、慣れてしまえば素晴らしいものです。

— Shinybox Games

こういった話は以前にも聞いたことがあります。ユーザーがDiscourseにアクセスし、最初は少し戸惑い、最終的には気に入るというものです。Discourseは従来の慣習に一部挑戦しており、長年フォーラムを使ってきたユーザーにとっては最初少し戸惑いを感じることがあります。

繰り返し寄せられたフィードバックは、カスタマイズ機能の拡充に関するものでした。それ以外の不満は、各コミュニティに固有のものが多い傾向にありました。これはカスタマイズの充実と密接に関連しており、コミュニティのモデレーターがプラットフォームをさらに自分好みに調整できるようになるためです。

  • カスタマイズの自由度がやや限られている。
  • 「おすすめスレッド」が非常に古いスレッドから引っ張られることが多く、スレッドの掘り起こしが頻繁に発生しています。それに対する警告があると素晴らしいです。

    少なくとも、長期間休眠状態だったトピックに投稿する際には、エディター内でJIT警告を表示するようにしています。

  • 検索機能が改善されるとよいです。
  • ユーザーのオンボーディングが改善され、やや分かりにくいUX要素や機能(例:緑のドット=個人メッセージ、「ピン留め解除」、返信として新しいトピックを作成する機能、トラストレベルとは正確に何なのか?)の説明があるとよいです。
  • モデレーションのアクションが少しわかりにくく、システムによる特定の「自動的な」アクションについてより詳しい情報があると助かります。

    モデレーターツールはその強力さで概ね高い評価を受けていますが、UX面での改善の余地があることは確かです。

  • 投票機能が不十分で、例えば結果を非表示にできないなどの問題があります。
  • BusinessプランとEnterpriseプランの間にもう1つのプランがほしいです。

    こちらは準備中です!

Discourseに本当に追加してほしい機能を3つ挙げてください。

  • 開発者の投稿に色付きテキスト・背景を設定する機能や、すべての開発者投稿に簡単にアクセスできる一覧など、DEVトラッカープラグインがぜひほしいです。また、「特定のグループのメンバーがここに投稿した」ことを示すスレッドアイコン(主に「スタッフがこのスレッドに投稿した」という用途)も欲しいです。

    ダントツの第1位のリクエストです!その多くはCSSと既存の機能で実現可能です。近日中に手順を解説するフォローアップ記事を掲載する予定です。

  • カテゴリ別のモデレーター機能。

    v1.6で実装予定です!

  • カテゴリ投票機能。現在はフィードバック・投票システムに別のサービスを使用していますが、ユーザーが機能に投票できるオプション(ユーザーごとの投票数制限あり)があると素晴らしいです。

    Feature Votingプラグインの作者と協力して取り組んでいます。Businessプランのお客様向けにプラグインをバンドルする可能性についても検討中です。

  • 有料プラグイン。プラグインごとの料金設定(またはバンドル)で、ホスト型インスタンスにプラグインをインストールして維持管理できる仕組みがほしいです。

    検討中ではありますが、現時点ではロードマップには含まれていません。

  • WordPressブログに「Discourseに公開」オプションがあります。便利なのですが、投稿のカテゴリを設定できないため、手動で変更する必要があります。

    これはwp-discourseプラグインの最新バージョンで実装されました!

  • アカウントに関連付けられたメールアドレスを変更できる機能。プレイヤーがメールアドレスを間違えることがあり、変更を依頼されることがあります。

    このトピックをフォローしてください。

  • ユーザーが自分(と管理者)だけが見て返信できる新しいトピックを作成できると素晴らしいです(他のユーザーを攻撃されることなく報告するのに便利です)。

    このトピックをフォローしてください。それまでの間は、受信メールの設定を行い、必要に応じてPMをトピックに変換したり、その逆を行うことをお勧めします。

  • Discourseをナレッジベースとしても使用しているため、質問に対するスタッフの返信をトピックの上部に表示できると素晴らしいです。

    そのためにはSolvedプラグインをお勧めします!

  • ユーザーの立場から他のユーザーをブロックできる機能は、お互いに嫌い合っている人たちが常に攻撃し合うのを防ぐ素晴らしい機能になると思います。

    ユーザーを「ミュート」する機能はサポートしており、そのユーザーからのすべての通知やPMを受け取らないようにすることができます。

  • Q&A専用のスレッド。

    これは何度か挙がっています。仕様を草案にまとめ、関心があるかどうか確認してみます。

  • 他のフォーラム形式からのインポートがもう少し簡単になるとよいですが、これは一度きりの問題です。

    対応中です!

  • 実際のフォーラム名を更新する際に、@nameのメンションが壊れるなどの問題が生じないようにできると素晴らしいです

    残念ながら正しく対応するのは非常に難しいですが、引き続き調査を続けています。

  • セルフホスティングをより簡単にすること。今後の変更やデプロイについての通知機能も。

    より多くのガイドと簡単なセットアッププロセスで改善に取り組んでいます。

  • 多言語フォーラムのより充実したサポート

    この点についてより詳しいトピックをぜひ見てみたいです!

以上です。皆さんのフィードバックに感謝しております。私たちが最も好きなフィードバックは活発なコミュニティからのものです。Discourseをあなたとあなたのコミュニティにとってより良いものにするためにご協力いただき、ありがとうございます。Discourse 1.6以降の更新にご期待ください!

原文はこちら:


Good Loopでは、Discourseのセルフホスティングを安価で提供しています。開発元であるCDCK社の協力のもと、公式ブログ記事の翻訳・公開など、日本での普及にも努めています。

詳しくはこちら: Discourseの導入・運用支援・コンサルティング – Good Loop